本日の作業は...
破風板、軒天、妻壁の木部の下地処理です。
経年劣化により木部内部からにじみ出てきた樹液分やアクが、紫外線などにより汚れとなり、このように古ぼけてすすけたような状態になってしまいます。
まず木材用の塩素系漂白剤を使用し、木部を漂白していきます。
漂白剤が強すぎると、木肌が毛羽立ち痛めてしまいますので漂白剤の選択、希釈率に注意します。
施工の際、塩素系のガスが発生するので塩素ガス専用のマスク、そして皮膚に直接触れないようにゴム手袋を着けて塗布していきます。
充分に落ちたことを確認できたら、水洗いをし乾かします。
今週も一つ一つの工程を意味あるものにしていきたいと思います。